生有日記2008
3/31 今日は、矢澤教授最終出勤日でした。
矢澤教授は、今年度で定年退職されます。今日は教授としての最後の日ということで、生物有機化学研究室から矢澤教授に「卒業証書(学位記)」と、矢澤教授の人柄がよくあらわれている成績証明書などを授与させていただきました。成績証明書をもらった教授は、「これは見ない方がいいかな」等とおっしゃっておられましたが、喜んでいただけたようです。
矢澤先生、これまでありがとうございました。これからも生物有機のことを忘れずにいてくださいね。
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3/25 卒業式が行われました。
今年は4年生6人、M2 3人が卒業しました。皆さんそれぞれに無事に学位記を授与されました。おめでとう!明日以降、新天地に旅立っていく人やこれからも生有で研究生活を続ける人などいますが、これからも体を大事に、元気に頑張っていこう!
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3/13 追コンが行われました。
3月いっぱいで4年生2人、M2 3人、D3 1人と教授が生有を旅立つことになり、その送別会(追コン)が行われました。1次会はしゃぶしゃぶの店。肉を食べ、酒を酌み交わしながら生有での思い出にひたっていました。今年は、それぞれの人用に作った写真プレートが贈られました。これからも時々見て、生有を思い出してくださいね。
 会はその後、二次会、そしてボーリング(三次会)と遅くまで続いたのでした…
 生有を旅立たれる皆さん、新天地でのご活躍を願い、かつ期待していますよ。
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3/6 矢澤道生教授退任記念行事が行われました。
今年度で退任なさる矢澤教授の最終講義では、「カルモジュリンの生化学」と題して筋収縮制御の研究からカルモジュリンの発見、構造、機能の研究などこれまでの矢澤教授のなさってきた研究を振り返った講演で、卒業生をはじめ多くの方々が聴きに訪れました。その後行われた退任記念祝賀会でも、学部時代から矢澤先生をご存知の方から最近の卒業生まで幅広い方々から祝辞、祝電が贈られ、参加者も多岐にわたっていて、矢澤教授の人望の厚さ、歩んでこられた研究者人生の充実ぶりを感じることができるすばらしい会になりました。二次会も卒業生を始めとして大いに盛り上がり、日をまたいでの三次会、四次会あたりまで行われたようです。
 矢澤教授、長い間お疲れ様でした。あと少しですが、これからもお元気で頑張ってください。そして、これからもよろしくお願いします。
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2/16-19 4年生、修士2年生研究発表会が行われました。
4年生は初めての発表ということもあってか、緊張していたり、一部原稿を忘れた人もいたようですが、なんとか無事に乗り切っていました。M2のみなさんは、直前まで準備をしていたこともあり、若干課題も残ったようですが、いずれにせよこれからに活かしていけるのではないでしょうか。
 今年は例年とは違う大きな会場でしたが、討論も含め盛り上がり、発表者、参加者それぞれに実り多き発表会だったのではないでしょうか。
 発表会後の祝賀会も盛り上がり、今年度で退職なさる矢澤教授は参加者一同注目の中、挨拶なさっていました。「誰も聞かないだろうと思ったんだけどなぁ」(by教授)
 4年生、M2の皆さん、お疲れ様。これで油断せず、明日からしっかりと卒論、修論を仕上げてくださいね。
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12/22 忘年会をしました。
今年一年のいろんなことを(忘れたいことだけ)忘れ、新しい年に心機一転頑張るために、お好み焼き食べ放題の店に行きました。ものすごい勢いでお好み焼きを焼き、食べていた若者達から、「今はやりのガングロ焼きだよ」とかいうものを焼いていた人もいましたが、皆楽しく今年を振り返って(?)いました。
 来年も頑張ろう!
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12/9-12 BMB2008(第81回日本生化学会大会、第31回日本分子生物学会年会の合同大会)が神戸のポートアイランドで行われました。当研究室からは、高橋准教授(Charge clusters in the C-terminal rod region are essential for assembly of vertebrate nonmuscle myosin II)、中冨助教(カルシニューリンおよび低分子量Gタンパク質Ran結合タンパク質であるCaNBP75とRanBP3の核局在制御機構)、日野君(RanとCaNBP75によるカルシニューリンの機能調節機構の検討)、川島君(Induction of unstable cell shape by expression of rod fragment of nonmuscle myosin IIB)、藤田君(カルシニューリン結合タンパク質CaNBP75によるカルシニューリンの活性化調節機構)、北川さん(カルモジュリンのC末端a-ヘリックスの構造と機能における役割)がポスター発表、中冨助教(Ran結合能を持つカルシニューリン結合タンパク質の発見とカルシニューリンの機能制御)がシンポジウムで口頭発表をしました。今回は、研究室からの参加者も多く、OBの方々と会って親交を深めることもでき、新たな情報も多数得られたのではないでしょうか。
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10/24 就職内定祝いをしました。来年度から社会人になる人たちの就職内定を祝って、みんなで「ででんがでん」というお店に行きました。角煮鍋をはじめ料理もおいしく、話も弾んで楽しい会になりました。来年度から社会に出る皆さん、残り短い学生生活、実験も含めて有意義に過ごしていきましょう!
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10/14 大掃除をしました。例年、年末だと寒くなるからという理由でこの時期に行われている大掃除。今年もやりました。
今年は何カ所かを徹底的に整理整頓したこともあり、例年より少し時間がかかりましたが、とてもすっきりして、きれいになりました。これから気持ちよく実験ができそうです。皆さん、お疲れ様でした!
9/19 院試お疲れ様会ということで、理学部ローンでサンマを焼きました。総数50尾弱のサンマを市場の店で仕入れ、炭火で焼きました。とても脂ののった大きなサンマで、刺身にしても、焼いても、どっちもおいしかった〜
院試を受けた皆さん、お疲れ様。これからも実験などなど頑張っていきましょう!
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8/26-29 MPSA2008が北大の学術交流会館で行われました。この学会では、タンパク質の構造解析や、さまざまな網羅的解析などについての講演やポスター発表が行われました。当研究室からは高橋准教授(Dynamic assemblyu properties of nonmusclemyosin II isoforms revealed by fluorescence cross-correlation spectroscopy)、北川さん(Study on structural and functional roles of the C-terminal a-helix of calmodulin)がポスター発表しました。ポスター会場では、活発なディスカッションが行われていました。
8/12 夢化学21(日本化学会北海道支部の主催で、高校生に化学に関する講義と研究室での体験実験を受けてもらおうという企画)が行われ、当研究室にも高校生が3人、体験実験をしにやってきました。タンパク質の電気泳動を体験してもらったのですが、普段経験できない実験などを経験することができたようで、とても楽しそうに実験をしていました。科学の世界を少しでも身近に感じてもらえ、今後に活かしてもらえたらいいなと思います。指導した中冨助教、北川さんも一緒に楽しい時間を過ごせたようです。
7/24 博士課程中間報告会が行われました。
当研究室の木卜君が日頃の研究の成果をポスター発表しました。今年は博士課程の1,2年生に加え、「インターラボ・スカラー」(研究室の枠を超えた共同研究)のポスター発表もあり、あちらこちらで活発なディスカッションが行われていました。
7/17 院試壮行会が行われました。
今年は4年生5人が大学院修士課程の入試に挑戦します。そこで、彼らを激励するために壮行会が行われました。会場は、「ぐわらんどう」というスープカレー屋でした。カレーのみならず、揚げ物やサラダも美味しい素敵なお店です。会場では、コンパ係の北川さんより4 Lの焼酎が振舞われ皆の度肝を抜きました。焼酎は、OBの佐藤さんから頂いた御中元のジュースで割り美味しくいただきました。受験生からは、院試に向けての決意が聞け、頼もしい限りです。また、すっかり恒例になった「メッセージ入り日めくりカレンダー」の贈呈も行われました。とてもに盛り上がった壮行会でした。(少し盛り上がりすぎたかな?)先輩方の愛情こもったメッセージを胸に、受験生の皆さん、頑張ってください。
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7/12-13 第9回細胞運動系研究交流セミナーが洞爺湖町のネイパル洞爺で行われました。
今年は洞爺湖サミット直後でしたが、道路混雑等もさほどなく、いつも通りの交流セミナーとなりました。参加者も水産科学院、旭川医大、公立はこだて未来大、室蘭工大、長岡技術科学大学など広い範囲にわたり、普段あまり聞くことのない話などもあって有意義なセミナーとなりました。学生も頑張って質問してました。
 今年は2日目のソフトボールも行うことができ、さらに交流が深まったと思います。(山に修行に行った人もいましたが…)
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6/19,20 化学科野球大会が行われました。
今年も朝一番の試合を引き当て、はりきって8時頃から練習してのぞんだ第1戦、相手は生化。相手ピッチャーを打ち崩すことがなかなかできず、守っても練習不足かボールを止められない… 結局、こちらは3塁を踏むことができず、2−21での大敗。この日はこれで試合が終わったのでした…
これで終わってはおもしろくない、と奮起し、朝から守備練習をしてのぞんだ2日目の敗者交流戦、相手は有金。今度は「野球」をしたい、1点を取りたい(前の試合の2点は、ハンディでもらった2点…)とみんながんばり、初回、ついに待望の1点を取りました。守備も昨日と違ってしっかり守ることができ、途中までは取っては取られの攻防戦。ちょっとでもピッチャー秀永が楽になるようにと頑張った最終回、なんと8点を取るビッグイニングに。その裏もきっちり抑え、12−4で勝利を収めた!やればできるのだ!そして、連戦で望んだ分析戦。守りはセカンド矢澤を中心に頑張ったのですが、初戦に続き、相手ピッチャーに苦しめられ、3塁が遠い試合でした。矢澤vs喜多村の名勝負もあり、盛り上がった試合でしたが、勝負は3−11で敗退。(ちなみに、分析はこの後もう一つ勝ち、敗者交流戦を制しました。)今年は雨に降られることもなく、けが人が出ることもなく、皆が楽しめる野球大会でした。その後のジンパもいろいろ焼いて盛り上がりました。
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5/26-27 日本分子生物学会第8回春期シンポジウムが札幌で行われました。当研究室からは中冨助教(低分子量Gタンパク質Ran調節因子の核局在制御機構)、平田君(細胞伸展時におけるミオシンIIアイソフォームの機能解析)、日野君(RanとCaNBP75によるカルシニューリンの機能調節機構の検討)がポスター発表しました。講演では、各分野のトップクラスの先生方による、盛りだくさんのお話を聞くことができ、とても「お腹いっぱい」なシンポジウムでした。
4/21 新年度が始まり、半月あまりがたちました。
今年度の生有メンバーは総勢20名、昨年より少し少なくなりましたが、元気な4年生がたくさんおり、活気にあふれています。
そんな中、今日は新たに分属された武田君と刀根君の歓迎会を兼ねて、新年度会が行われました。新年度ということで、みんなかなり盛り上がり、新メンバーとも親睦を深めていました。
本年度も個性派揃いの生有をどうぞよろしく。
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