澤村研究室 - Organometallic Chemistry Lab. -

新しい有機化学の探究と知の創造

研究室紹介

美しく、多彩で優れた機能を持ち、画期的な新反応を実現するすばらしい有機合成触媒を生み出したい。これが私たちのただひとつの夢です。有機合成化学、錯体化学、表面科学、コンピューターグラフィックス、量子化学計算などを組み合わせて、この世にまだ存在しない新しい構造と新しい機能を設計・開発する私たちは、分子のクリエーターであると自負しています。優れた有機合成触媒は必ず美しい形を持ち、美しく振る舞います。そしてそこからまた新たな知を創造します。分子クリエーターにとって有機合成触媒は至高の題材なのです。造形の化学と反応理論、妄想と論理、思考と実践、知性と情熱、個性と協同が織りなすロマンティックでエキサイティングな世界が私たちのプレイグラウンドです。そんな世界で、常に新しい化学を探究しながら夢の実現に向けて心をひとつにして努力しています。私たちが進めている触媒探求の方法にはひとつの特徴があります。それは、化学修飾した固体表面分子集合体など、分子を超えたところにあるはずの、まだ誰も見たことのない領域を目指していることです。したがって、有機化学の殻に閉じこもることなく、生命科学や物理化学などの周辺分野や様々な新しい学術領域からもできるだけ多くを学ぼうとする謙虚さと好奇心、勇気と情熱を持って研究生活を送っています。学生、教員1人1人がそれぞれの小さな目標を達成しながら成長し、その喜びを共有し積み重ねていくことで、ただひとつの大きな夢に向けて一歩一歩進んでいます。

注目の論文


Asymmetric Synthesis of β-Lactams through Copper-Catalyzed Alkyne–Nitrone Coupling with Prolinol-Phosphine Chiral Ligand.
Takayama, Y.; Ishii, T.; Ohmiya, H.; Iwai, T.; Schwarzer, M. C.; Mori, S.; Taniguchi, T.; Monde, K.; Sawamura, M.
Chem. Eur. J. 2017, 23, 8400–8404.
DOI: 10.1002/chem.201702070

祝:論文掲載決定




Enantioselective Rh- or Ir-Catalyzed Directed C(sp3)–H Borylation with Phosphoramidite Chiral Ligands
Reyes, R. L.; Harada, T.; Taniguchi, T.; Monde, K.; Iwai, T.; Sawamura, M.
Chem. Lett. in press.
DOI: 10.1246/cl.170853

ニュース

バックナンバー

2017/09/22 
澤村教授が「第66回高分子討論会」にて招待講演を行いました。 [ 詳細 ]
2017/09/12 
澤村教授が「第34回有機合成化学セミナー」にて招待講演を行いました。 [ 詳細 ]
2017/06/29 
澤村教授が「The 19th IUPAC International Symposium on Organometallic Chemistry Directed Towards Organic Synthesis (OMCOS19)」にて招待講演を行いました。 [ 詳細 ]
2017/06/23 
澤村教授が「近畿化学協会有機金属部会 平成29年度第2回例会」にて招待講演を行いました。 [ 詳細 ]