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第27回 生命分子化学セミナー |
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『薬物送達・ケミカルバイオロジーツール としてのペプチド』 |
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講演者 |
二 木 史 朗 教授
京都大学 化学研究所 |
日時 |
平成24年8月9日(火) 15:00 - |
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場所 |
北海道大学理学部 7号館219/220室 |
要旨 |
近年、アルギニンに富む塩基性ペプチドが細胞膜を効率的に透過することや、これを用いた細胞内送達が注目されている。本講演では、演者らのアルギニンペプチド類縁体を用いたミトコンドリアやガン組織への薬物送達の試みを紹介するとともに、効率的な膜透過を可能とする機序に関しての演者らの考えを述べる。また、演者らは、最近、ロイシンジッパー型ペプチドを用いた膜上の受容体の会合制御法を開発し、これによりEGF(上皮細胞増殖因子)刺激と類似の応答を細胞に誘起することができた。これらを通して薬物送達・ケミカルバイオロジーツールとしてのペプチドの魅力を紹介出来ればと考えている。
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主催 |
生命分子化学セミナー |
共催 |
日本化学会北海道支部
日本生化学会北海道支部
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連絡先 |
坂口和靖
北海道大学大学院理学研究院化学部門
札幌市北区北10条西8丁目
TEL: 011-706-2698, FAX: 011-706-4683
e-mail: kazuyasu@sci.hokudai.ac.jp
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